<不動産コンサルティングマスターによる不動産お役立ち情報7号>
7号は、創刊号の続編です。平成25年12月26日の朝刊によりますと、御堂筋の高さ規制、緩和承認について「大阪市都市計画審議会は、25日、御堂筋の淀屋橋~本町(1.1㌔)の沿道のビルの高さ規制を緩和する案を承認した。平成26年1月にも市長が告示し、都市計画決定する。市議会での関連条例議決を経て、4月以降の適用を目指す。案では原則50㍍だった高さ規制を緩め、軒先から4㍍以上後退させれば上層部をより高く出来る。例えば御堂筋筋沿いで奥行きが70㍍あるビルは、軒先から50㍍後退させれば上層部の高さを200㍍近くまで認める。(後略)」とあります。
もしこの都市計画が告示されますと、「御堂筋というブランドの再評価につながる」という賛成意見と、「高さ制限等の規制のおかげで美しい街並みが確保されているのにも係らず、新制度による景観の著しい変化が心配」という意見に分かれる様です。
私の意見は、景観の著しい変化を極力さけ高さ規制の緩和は一部にとどめておき、その一部緩和にともなう余剰容積部分に建築される建物には、将来大阪を背負って立つ起業家に割安で賃貸するとか、待機園児解消の為や又は働くお母様のお子達用施設を官民で造り、無償で解放するとか、是非大阪市民・府民の皆様の為に有効活用を検討していただけないでしょうか、という事です。
写真① 淀屋橋付近のビル(高さ、壁面線規制あり)
写真② 御堂筋淀屋橋近辺
写真③ 御堂筋本町近辺(大阪マラソンのコースです)
写真④ 御堂筋本町近辺(マラソンの時)