スタッフブログ

<不動産コンサルティングマスターによる不動産お役立ち情報 5号(明るい話題で本年もスタート号)>

平成25年12月28日付朝刊紙によりますと『大阪・三休橋筋のガス灯、来年にも全55本点灯。市が補助金計上へ。大阪船場(大阪市中央区)を南北に貫く「三休橋筋」のガス灯が一部しか点灯していない問題で、大阪市は12月28日までに、2014年渡予算にガス灯を含めた地域の魅力発信を事業への補助金約135万円を計上する方針を決めた。2014年度中に全てのガス灯の夜間常時点灯が実現する見通し。

  ガス灯は市の街路整備事業に合わせ、地域団体などが寄付を集めて2007年以降に55本設置。ただ1本当たり年約4万円の維持費が負担できず、現在は約12本のみが点灯している。事業案では地域団体などによるガス灯を活用した魅力発信イベントや広報事業に市が半額を助成。事業資金は地元企業などから募る計画で、すでに大阪商工会議所や大阪ガスなどに協力を要請し、資金調達のメドがたったもようだ。

橋本徹市長は11月の記者会見で「ガス灯が全部つけば三休橋筋の雰囲気が変わる。(点灯に)予算を付ければいい」と述べ、市として支援を検討する意向を表明していた。』

至田不動産コンサルティングマスターによる解説

毎度!!不動産コンサルティングマスターの㈱日本シダックスの至田です。本年も宜しくお願いします。

①三休橋筋とは

「毎度」は 今も船場商人のご挨拶なのです。私が繊維会社の営業マンの頃(26年以上前)、若いデザイナーの女の子もおっちゃんも皆挨拶は「毎度」だったのです。その船場(本町)の三休橋筋のガス灯が全55本全部点灯するという明るい話題から本年は入りたいと思います。そもそも三休橋筋とは大阪市内を南北に貫くメインストリートの御堂筋(第1回目でも採り上げました)と、準メインストリートの堺筋との中間に位置し、昔の船場では栴檀木橋筋(だんのきばしすじ)とも呼ばれていたようです。(注:檀蜜ではありません!)

北は中之島の大阪市中央公会堂(写真①)から始まり土佐堀川を 栴檀木橋(写真②)で渡り、船場の中央を南北に貫いて長堀通りの三休橋交差点(写真③)に到ります。今回の記事でガス灯があるのは、中央大通りから北側部分の三休橋筋です。この中央大通りから北側の中央公会堂までの三休橋筋は電柱も地中に埋設され非常におしゃれなストリートとなっているのです。

②そのガス灯は今まで12本しか点灯(写真④)していなかったようですが、それでは余りにもセツなすぎると大阪市長も考えられたのではないでしょうか。今回全55本が点灯することになりそうだという明るい話題です。本町界隈の電柱の地中化は三休橋筋のこの場所しかなく、非常にすっきりした街並みで、仕事で近くを歩いてみてもすがすがしい気分になれます。

③そもそも三休橋筋沿いには、三菱商事旧大阪支店の入っていたビル(写真⑤)や丸紅本社ビル(写真⑥)や日商岩井旧大阪本社ビルがあり、伊藤忠旧本社ビルも近くの御堂筋沿いに存し、超有名な大商社が存していた通りなのです。

④私が繊維営業マンだった頃、本町での商談を終え西梅田の会社に帰社する際の抜け道として、よく通っていた思い出深い道路が、いつの間にか電柱の地中化がなされ、おしゃれなガス灯のある通りに生まれ変わっていたのです。コンサルティングマスターの目線から、全ての大阪市内の○○筋(南北を貫くを道路を「筋」)と○○通り(東西を貫いている道路を「通り」)の全ての電線を地中化し、整備された都市景観の価値の増加及び居住の快適性・利便性を高め、地域全体の資産価値をより高めて欲しいと行政に希望します。何百億円をどぶに捨てるような、失敗する土地信託事業を何件も行うよりも、はるかに大阪経済全体にインパクトのある施策になり、大阪に進出する企業や住み替える人々でもっと人口が増え活気づく街になると思いますが。いかかでしょうか、市長様!?

 明るい話題で本年もスタート号1〈画像クリックで拡大します〉

写真① 中央公会堂正面

明るい話題で本年もスタート号2〈画像クリックで拡大します〉

写真② 栴檀木橋筋南詰

明るい話題で本年もスタート号3〈画像クリックで拡大します〉

写真③ 三休橋筋交差店

明るい話題で本年もスタート号4〈画像クリックで拡大します〉

写真④ 夜の綿業会館のガス灯

明るい話題で本年もスタート号5〈画像クリックで拡大します〉

写真⑤ 大阪農林会館

明るい話題で本年もスタート号6〈画像クリックで拡大します〉

写真⑥ 右が丸紅大阪本社ビル

 

AUDIO